訪問診療、往診をやっていると、人の最後の時間を共にすごさせていただける。
これだけたくさんの人の最後に会わさせていただける職業もなかなかないだろう。
もちろん、葬儀屋さんや、火葬屋さんは別だけど・・
いつも、お別れする時、「また、どこかで会いましょうね!」
と胸に手を当てさせていただく。
不思議な事に、その人の人生が想起されてくる・・。
不思議な瞬間!
さよならは次の始まりなのかな?
昨日も100歳の方を見送らせていただいた。
とても素敵なお顔だった。
外来に来る度に
「この1ヶ月、息災でございました・・
こう、病気をしないのも、申し訳ないけど退屈で・・」
と笑っていただける素敵なご婦人でした。
診断書を書きながら、20年近くの会話を思い出していた・・。
そうそう、診断書を書く時、生年月日を書き記す。
病院勤務時代は、診断書の生年月日はもちろん、明治に〇をすることが多かった。
その後、大正になり、今はもう昭和に〇を付ける。
昨日は久しぶりに大正にマルとつけた。
大正生まれの人たちの火がだんだんと少なくなっていくのだなと感じる
今日この頃・・
さあ、今日も思い出いっぱい。元気に過ごそう!
本日の教訓: みんなの力があっての今日。いつでも感謝