院長の未来への日記
頂上へ行け!
作成日 2016年9月24日(土曜)07:35
秋分の日、岐阜県医師会で山岳医の勉強会があった。
興味があったので、出かけてみることにした。
岐阜山岳会会長のお話があった後、長野県の山岳医の先生が
講演をしてくださった。
2年前の御岳の噴火事故の惨状と、その救出を含めた話を聞き、なんともすごい
状況だったと、知ることができた。
その時、最初の現場にその先生は行ったそうだが、仕事を始めたら、厚生労働省から
そんな危険な現場に医師が入って、何かあったらどうするんだという連絡が入り、すぐに
降りてこいと言われ、自衛隊、消防、警察の人に申し訳ない気持ちで降りたとのことだった。
何じゃそれ?って
災害現場では、自分の身の安全を第一に考え、自分の安全が確保できた上で救助をするというのが
鉄則だが、そこには何百人という自衛官や消防士、警察官がいる。
そんな中、危険って言ったら、そのひとたちはみんな危険じゃないかって思うけど・・・。
机上の空論というのは、なんともまあ。
事実は現場にある。
でも、世の中動かしているのは、机上の空論を繰り広げる、お偉いさんだもんなあ・・。
動かしたかったら、偉くなれ!
踊る大捜査線を思い出した。
現場が上の命令で翻弄されてしまっている時、青島刑事に
和久役のいかりや長介が、「正しいことをしたければ偉くなれ」って言う。「偉くなって、警視庁行け」って現場主義を
貫いてきた和久が言う。
あの時の長さん、むちゃくちゃ格好良かった。しびれたね。
そう、偉くなるしかないじゃんね。
世の中動かすくらい、偉くなるんだ。
それこそ、机上の空論かな(笑)
本日の教訓:目指せてっぺん!