院長物語ブログ

院長の未来への日記

頂上へ行け!

秋分の日、岐阜県医師会で山岳医の勉強会があった。

興味があったので、出かけてみることにした。

岐阜山岳会会長のお話があった後、長野県の山岳医の先生が

講演をしてくださった。

2年前の御岳の噴火事故の惨状と、その救出を含めた話を聞き、なんともすごい

状況だったと、知ることができた。

 

その時、最初の現場にその先生は行ったそうだが、仕事を始めたら、厚生労働省から

そんな危険な現場に医師が入って、何かあったらどうするんだという連絡が入り、すぐに

降りてこいと言われ、自衛隊、消防、警察の人に申し訳ない気持ちで降りたとのことだった。

何じゃそれ?って

災害現場では、自分の身の安全を第一に考え、自分の安全が確保できた上で救助をするというのが

鉄則だが、そこには何百人という自衛官や消防士、警察官がいる。

そんな中、危険って言ったら、そのひとたちはみんな危険じゃないかって思うけど・・・。

 

机上の空論というのは、なんともまあ。

事実は現場にある。

でも、世の中動かしているのは、机上の空論を繰り広げる、お偉いさんだもんなあ・・。

 

動かしたかったら、偉くなれ!

 

踊る大捜査線を思い出した。

現場が上の命令で翻弄されてしまっている時、青島刑事に

和久役のいかりや長介が、「正しいことをしたければ偉くなれ」って言う。「偉くなって、警視庁行け」って現場主義を

貫いてきた和久が言う。

あの時の長さん、むちゃくちゃ格好良かった。しびれたね。

 

そう、偉くなるしかないじゃんね。

世の中動かすくらい、偉くなるんだ。

それこそ、机上の空論かな(笑)

 

本日の教訓:目指せてっぺん!

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